どうも!元社内ニートのわかです。
最近メディアで、人間の気質・性格を表す「内向型」というワードをよく見かける機会が増えました。
私はこれまで、他者とのコミュニケーションにひどいストレスを感じ、生き辛さを抱えながらなんとか社会生活を送っていたのですが、内向型という性質を知った時、
「私はこれだったんだ!」
としっくりきたんです。
コミュ障と一括りで捉えていましたが、私は内向性がゆえのコミュ障だったのでした。
そんな私ですが、自身の結婚式・披露宴について、かなり悩みました。
その時の気持ちを改めて振り返りつつ、記事に残したいと思います。
※ATTENTION※
結婚式や披露宴に対して、かなり歪んだ考え方をしています。
内向型傾向・劣等感がかなり強い個人の意見ですので、ここに記載してあることが全ての内向型さんに当てはまる感情ではないということをご承知おきください。
前向きに披露宴を考えたい方・悩んでいるから背中を押して欲しい方には逆効果になる可能性がありますので、閲覧は自己責任でお願いします。
挙式はやってもいいけど、披露宴はやらなくてもいい
結論から言うと、ずばりこれです。
私自身、結婚式はこじんまりとやれればいいかな、と考えているタイプでした。
親戚など身内を招待するだけのものですね。
しかし、いざ結婚するという立場になった時、あのワードが頭をよぎったのです。
一生に一度だけ
結婚関係は、このワードが付きまといまくります(笑)
友人達も、ほとんどが挙式&披露宴をやっていた、というのも悩むポイントでした。
今でこそ、人と比べてもしょうがないと思えるのですが、当時の自分は「人並みになりたい」という思いが強く、今後の人生で、結婚式あるあるトークに入れないのも気になるのかもしれない…と思っていました。
人より経験値が少ないことがコンプレックスのひとつだったので、いろんなことをなるべくやってみよう、と行動していた時期でもありました。
いろいろ悩み疲れて、やらない後悔よりやって後悔だ!と決心し、エイヤァで式場の予約を取りました。
せっかくやるなら、友人を呼びたい…と思い、親しい友人と親戚を招待することに。
披露宴をやるかやらないか、大きな悩みが一つ解決した(かのように見えた)のですが、ここから式当日までが、地獄のような日々でした…
自分のために集まってもらうのが、申し訳ない
冷静になって式の準備に取り掛かったところ、やりたくないことばかり出てきてしまったのです。
- プロフィールムービーの内容に悩む。部活やサークルなどに所属していなかったので、改めて紹介するような出来事が人生においてなかった。
- 少人数なので、大げさな演出などは控えようと計画していたが、それはそれで披露宴が間延びしてしまわないか心配になった。
- そもそも、貴重な休みを割いてお金をかけてきてくれるゲストに対して、最小限のもてなししかしないのは失礼なのではないか?
- 最初から最小限と決めているなら、もっとこじんまりしたもので良かったのではないか?ちょっとやってみたい、という自分のエゴに、多くの人を巻き込んでいるだけなのではないか?
- 滑舌が悪く、きちんと読める気がしなかったので、両親への手紙はやらないつもりだったが、エンターテイメントの一つとして行ったほうがいいのかもしれないと考え始めたら憂鬱になってきた。
披露宴をやりたいからやる・やりたいことをやる、が目的ではなく、
披露宴をやるからにはエンターテイメントとして、ゲストにいかに楽しんでもらい、そして満足して帰ってもらうか、ということが第一の目的になってしまっていたのです。
人の前に立つことも、手紙を読むことも、本当は全然やりたくなかったのです。
本当の気持ちに蓋をして、みんながやっているし…とか、やるならそこそこのものを…というしょうもない見栄とか、そういうものを優先してしまった結果、披露宴を挙げることがどんどん辛くなってしまいました。
友人の披露宴はすごく楽しく出席できて、どの式もとても素敵でいい思い出になっているのに、自分の披露宴になると、ダメなんです。
ネガティブな考えばかり浮かんできてしまうのです。
最終的に、もうキャンセルしたい、というところまで行きましたが、夫になだめられてキャンセルは免れました。
側から見たら理解できないと思いますが、披露宴を決行して人に迷惑をかける(ような気がする)ことと、中止して迷惑をかけることが、私にとっては同じくらい辛いことでした。
なんとか迎えた当日、やり切るだけで精一杯
出席してくれた人には心の底から申し訳ないのですが、人に見られていることへの緊張と、上手くやれているか、みんな楽しんでくれているかが気になりすぎて、当日はあまり楽しめていませんでした。
笑っているのが精一杯。
やってみたら楽しかった!もう一度やりたい!という感想をよく耳にしますが、
やってみたけどやっぱりやらなくてよかった!もう二度とやりたくない!という感想しかなかったです。
結婚式を挙げたくても挙げられない人もいる中、贅沢な話だと思います。
でも私には、荷が重すぎました。
披露宴までに気にしていたいろいろなことは全くの杞憂だったと思います。
大きなトラブルがあったわけでも、あからさまにつまらなさそうなゲストがいたわけでもありません。(と、思う)
ありがたいことに、いい式だったよ、といろんな人から声をかけてもらえましたが、自分の中ではしこりが残ってしまっているのです。
やってよかったこともある
もちろん、全てが嫌だったわけではありません。
- 両親に、結婚式という場で晴れ姿を見せてあげることができた。
- ウェディングドレスを着ることができた。
この2点については、やってよかったと心の底から思います。
でもこの2つって、披露宴挙げなくても、挙式だけでできるんですよね。
披露宴は挙げず、挙式だけで写真を残せば十分だったなと思います。
やってもやらなくても後悔する
いろいろとやらなくてもよかったポイントを書きましたが、やらなかったらやらなかったで
やっとけばよかった…
と後悔していたと思うんですよね(笑)
やってみたら後悔した、という結果は、やってみないと得られないことですから。
どう転んでも、うじうじ考え込んでしまうのが私なんだな、と改めて実感できた出来事でもありました。
超個人的な意見としてまとめると!
ウェディングドレスを着ての挙式はやったほうがいい!
でも披露宴はやらない!
それから、”一生に一度”の呪文に惑わされるな!
って感じですかね!
次、自分が主役になるイベントといえば葬式ですかね。
葬式は絶対家族葬にするぞー!!
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