勤続歴1年の常駐型派遣ITエンジニアが、疑問に答えるよ

常駐型エンジニア

どうも、わかです。

常駐型派遣ITエンジニアに転職して、あっという間に1年が経ちました。

この記事では、常駐エンジニアを派遣する会社って実際にはどんな感じなの?と疑問を感じている人向けに、私なりに思うことや感じたことを紹介したいと思います。

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同期ってどんな感じ?年齢層や前職は?

私は転職者が多い時期に入社したので、一番多い時で20人くらいの研修生と一緒に研修を受けていました。

毎月社員が入社し、就業先が決まれば研修生から卒業するので、20人前後で変動する感じです。

 

年齢層は幅広いです。高卒で転職してきた10代の子から、40代のおじさんまでいました。

割合的には、20代半ば~アラサーが多い印象です。

うちの会社は、未経験者でも35歳くらいまでは採用する方針みたいなので、特に年齢層が幅広く感じるのかもしれません。

 

また、最近は女性も積極採用しているようで、1~2割は女性がいました。

女性の場合、この1~2割の女性が合わないタイプだと結構キツイ。

いっそ女一人とかのほうがやりやすかったりする。

私は基本的に誰とも合わないタイプなので、そのあたり上手くやるのは諦めてるんですけどね。。。

 

前職は本当に様々で、私と同じような事務職もいれば、営業・接客業の人もいました。

経歴で採用の合否が決まることはないと思います。

 

同期の雰囲気ですが、意外にもちゃんとコミュニケーションとれる人が多いです。(←失礼)

これは私の勝手な先入観だったのですが、エンジニアだから物静かな人が多いのかな、と思っていたんですが、君、営業とかでもいけそうだよね!?という人も結構います。

 

コミュ障の私としては大誤算でした(←失礼)。

 

研修中は四六時中研修メンバーと過ごすので、ここで合わないと結構きついだろうな…と思います。

就業先が決まるまでの辛抱なんですけどね。

 

女性は、キラキラ女子!みたいな人はいませんね。

キラキラ女子は多分こういう業界には来ない。

大体ちょっとクセがある人が多いです(←失礼)

私もだいぶクセあるからさ…

 

あと、これは職種柄かもしれませんがゲーム好きとオタクは多いです。

自己紹介で、趣味はゲームですっていう奴の多さよ。

躊躇なく言える雰囲気、いいよね。

 

事前の研修ってどんな感じ?

うちの会社の場合は、ほぼ自習。

ビジネスマナー研修やOfficeソフト研修などは外部講師の方が来てくれましたが、そのほかの技術的な専門分野については、プリントや参考書が配布されて、それを自分たちで取り組むのみ。

一応社内講師はいるので、分からないところは質問しに行く感じでしたね。

年齢が近いもの同士が集まって、しかも誰にも監督されない環境を与えられると何が起こるかと言うと。

 

大おしゃべり大会が始まるんですよね。

 

しょうがないですよね。誰にも注意されないんだもん。

ずっと机に向かって自習してるのもしんどいし、息抜きにしゃべりだしたら半日過ぎてた、なんてザラでした。(コミュ障的にはこれがクソしんどかった)

なのでうちの会社に関しては、事前研修はほぼ意味なかったですね。

会社によっては、専門分野も講師付きで研修してくれるところもあるみたいなので、気になる場合は面接で質問するか、事前に調べたほうがいいと思います。

自習系の研修をやらせるところは、高確率で研修という名のおしゃべり大会になると思います。

同期との仲は深まるかもですけどね。

 

どうやって就業先は決まるの?

どういう分野に行きたいか、一応希望は聞かれますが、100%叶うというわけではありません。

同僚の就業先の傾向からみると、ある程度経験があれば、希望が優先される確率は高いです。

が、未経験であればその時期に会社が抱えている案件にアサインされる流れになります。

 

要するにマジでただのガチャです。

 

私は、比較的希望の就業先に決まりましたが、全く興味のない就業先に決まった同期もいました。

 

就業先が決まるまでの流れですが、研修中にある日突然営業担当から呼び出され、就業先を紹介されます。

業務内容の説明をしてもらえますが、この時点では何をやるのか具体的なイメージは全然湧かないです。

こればっかりは、入ってみないと本当に分からない。

で、よっぽど拒否したい条件でなければ、就業先との面談が設定されます。

 

面談という名の、面接です。

 

実は派遣業では、派遣社員と派遣先が事前の面接を行うことは禁じられています。(派遣先は派遣社員を選べないというルールになっている)

ですが、派遣先も危ない橋は渡れないので、「面談」という形でお茶を濁しながら事前に派遣社員を評価するのが業界の暗黙のルールになっているみたいです。

この面談で、職場に合わなさそうと判断されたら、採用を見送られる可能性も普通にあります。

 

ここが私の第2の誤算で、まさか入社した後にも面接があるとは思ってなかったです。

面接がめちゃくちゃ苦手な私にとっては、面談日が決まってからは毎日胃が痛かったです。

 

どこまでしっかり面談するかというと、派遣先の意向によります。

採用面接のような質問をしてくるところもあれば、そういった質問はほぼなく、雑談だけで終わるところもあります。

一般的な面接と違うところは、営業担当がついていてくれるので、困ったときはフォローを入れてくれることですね。

採用面接に比べたらハードルの低い面談にはなっていて、「こいつ大丈夫か?」みたいな人も最終的には就業先が決まって巣立っていくので、いつまでも決まらないということはないです。

そこは安心して大丈夫だと思います。

私も1社目は採用見送りで、2社目で決まりました。

営業さん的には、早く就業先に行ってほしいと思っているのでどんなにヤバイ奴でもどうにかしてくれると思う、たぶん。

福利厚生ってどうなってる?

うちの会社はいいほうだと思います。

他社さんについても、社員数が多い会社ほど福利厚生に力を入れている感じがします。

人材不足な業界なので、なんとかして社員に残ってもらおうと考えている会社が増えてきているようですね。

うちの会社も、派遣社員が少しでも有利になるよう、制度や福利厚生を整えようと努力してくれていることを感じます。(それで離職率が下がるかはまた別の話だけど)

国内外の旅行補助や、資格の受験料・学習に使った教材の費用の補助、飲み会の費用補助など使いきれないくらいたくさんの福利厚生があります。

サークル活動や研修にも力を入れていて、研修に参加したら交通費や日当も支給されるみたいです。

自己研鑽したい人や、自社の社員ともっと交流したいと考えている人にはいい環境が整っていると思います。

福利厚生に力を入れているところは、自社サイトでめちゃくちゃアピってると思うので(なぜならそこで他社と差別化を図り、少しでも多く人材を確保したいから)、気になる人は事前に確認することをお勧めします。

福利厚生に全く触れていないところは、制度があまり良くないと判断していいと思います。

 

入社前と入社後のギャップは?

なんだかんだ社交的な社員も多い

特に最近入ってくる新入社員はそう感じますね。

私は前職がIT系っぽい企業だったんですが、無口なエンジニアしかおらず、この業界はどこもそんなもんだろうと思っていたので。

すごい失礼な話ですよね。先入観良くない。

会社としても、自社の社員間の交流をもっと深めたいと考えているのか、イベントや飲み会が定期的に開催されるので、強制ではないにしても煩わしいな…と感じることはありますね。(と言っても年3、4回ですが)

更に、自社以外にも就業先主催の飲み会にも出席しなければならないので、なんだかんだで2か月に1回くらいは飲み会があってつらい。

私はコミュ障でとにかく飲み会やイベントが苦手なので、そこは本当に苦痛です。

ですが、3~4割ほどは無口な社員もいるので、そこまで気にするほどじゃないかもです。

コミュニケーション的な意味では、営業職とかよりは全然つらくないと思います。

私は2回転職をしていますが、どこに行っても社内交流からは逃れないものなんだな…とやっと実感しているところです。

一人で稼げる仕事したい…と思いながら、ギリギリの精神で毎日仕事しに行ってます。

結局自分で勉強しないと技術力はつかない

私はプログラミング言語を扱う部署に配属になりましたが、前述の通り事前研修は全く機能していないので、配属されてからが辛すぎでした。

プログラミング分からなすぎて。

一からプログラムを作ることはほぼないですが、プログラムを読んで仕様を理解する必要はあるので、読めないとかなりきついです。

しょうがないじゃない、まともに研修していないんだもの。

就業先の上司は、事前研修である程度学習しているだろうと思っているようなので、この点に関しては人のせいにしてはいけないと思いつつ、マジで営業社員許すまじ…と思っているところです。

仕事をスムーズに進めるためには、就業時間外にも自主学習して、知識を深める必要があると思います。

やらなくてもやらないなりに業務は進むけど、残業時間は増えるし、ただただつらいです。

ちなみに私は今このただただつらい時期でつらい、本当に。

結局、会社はどうにもしてくれないです。

自分をどうにかできるのは自分だけ、ってことです。

でもたぶん、自分でどうにかできるようになったらみんな、転職していくぞ。

 

 

今回はこのあたりで終わりたいと思います。

安易におすすめできる業界ではありませんが、興味のある人にとって少しでも役に立つ内容になっていれば嬉しいです!

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